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第50話 オニールが提唱する アメリカが生んだ100年間の大化け銘柄からヒントを得た選定方法『CAN-SLIM』の有効性

CAN-SLIMという銘柄選定基準をご存知でしょうか。これはウィリアム・J・オニールが提唱したアメリカが100年間で生んだ大化け銘柄からヒントを得た銘柄選定方法です。具体的には下記の通りとなります。

C = Current Quarterly Earnings―― 当期 四半期 の EPS( 一 株 当たり 利益) と 売上

A = Annual Earnings Increases―― 年間 の 収益 増加( 大きく 成長 し て いる 銘柄 を 探す)

N = Newer Companies, New Products, New Management, New Highs Off Properly Formed Bases―― 新興企業、 新 製品、 新 経営 陣、 正しい ベース を 抜け て 新高値

S = Supply and Demand―― 株式 の 需要 と 供給( 重要 ポイント で 株式 需要 が 高い こと)

L = Leader or Laggard―― 主導 銘柄 か 停滞 銘柄 か( あなた の 株 は?)

I = Institutional Sponsorship―― 機関投資家 による 保有

M = Market Direction―― 株式市場 の 動向( 見極め 方)

ウィリアム・J・オニール. オニールの成長株発掘法 【第4版】 (p.16)より抜粋

尚、オニールはこうも言っています。

●投資の秘訣―― 株式市場で大化け銘柄を見分ける方法を学ぶには、大化け銘柄に共通する特徴を知ることが必要である。観察していくと、これらの銘柄が劇的な株価 上昇をする直前に、どのようなパターンを形成したかを見極めることができるようになる。またそれ以外にも、これらの企業に関する 当時の四半期決算報告書、過去三年間の年間収益の推移状況、出来高、株価が大きく上昇する前のレラティブストレングスの水準、各企業の総資本に占める発行済の普通株式数など、大事な要素を発見することになるだろう。また大化け銘柄の多くは、重要な新製品や新たな経営陣の存在が背景要因にあっ たり、産業全体で起こった 大きな変化が原因で産業全体が強い流れに動かされていた、という事実も学ぶであろう。

ウィリアム・J・オニール. オニールの成長株発掘法 【第4版】 (p.13)より抜粋.

モメンタム(成長株)投資の基礎とも言われている当選定方法ですが、アメリカだけではなく日本市場においても有効な手法です。もっと言えば国/時期関係なくいつでも普遍的に有効な選定方法になります。

例としてアップルの事例を添付いたします。(-2004年 約4年間)

ウィリアム・J・オニール. オニールの成長株発掘法 【第4版】より抜粋

約4年間で15倍程度の時価総額に変貌しています。その後(-2025年)の動きは言うまでもないでしょう。詳しくはここでは割愛させていただきますが、業績×需給×新商品×主導銘柄としてCAN-SLIMがシナジー効果を起こしながら時価総額を大化けさせていった典型例と言えると思います。

当ブログではCAN-SLIMの手法を活用しながら今後大化けする可能性が高い銘柄をピックアップしていければと考えています。

第51話に続く

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サラリーマン投資家。Xを運用開始して約8年、2024.11よりブログ開始

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