
先日に引き続きデイトレについてです。個人投資家としてデイトレに取り組んでいくにはアルゴリズムと闘っていかなければなりません。アルゴリズムトレーディングは主にヘッジファンドや投資銀行などの機関投資家によって使用されていますが、一般的に高速で正確であり人間のトレーダーが不可能なレベルで迅速な市場変動に対応することができます。しかし私見ではありますが過度に恐れる必要はないと考えています。
何故ならアルゴは予めプログラミングされた市場データに基づいてトレーディングを自動的に実行するように設計されておりますが、我々個人投資家も同じく『ルール』を持って市場で闘えば良いと考えるためです。アルゴは全ての個人投資家を排除できる訳ではありません。
話を戻しますが、今回は『任天堂』のトレード実績と反省点について共有していきます。

任天堂は長期間上昇トレンドで推移しており、ミネルヴィニが提唱する第二ステージの最中で流動性も高くデイトレに適している銘柄になります。短期25日線との乖離が気になっておりましたが、枠内の部分をみていただければ分かる通り若干の調整局面で先日お話しした『15分足』の-3σまで押しました。
ローソク足が大陰線ではないため更に掘る可能性も考えましたが、11,355円で200株購入。しかし後から考えればボリバンも下向きで下に記載のMACDもゴールデンクロスしていない段階でしたので、整合性が担保できない無謀なトレードであったと反省しています。最終的に11,410円で利確(+0.5% 税引前利益11,000円)しましたが、これは反省しなければならないトレードでした。たまたま運よく上昇しただけで、再現性は無いと考えています。尚、購入&売却&逆指値はIFDOCO注文(自動発注)で対応します。詳しくは別の回でお話ししていきます。

こういったボリバンが下を向いているパターンは注意した方が良いです。 経験則ですが、いくら-3σのところまで調整したとしてもボリバンに沿って更に下に掘る可能性が高く、昨日のIHIのように全ての条件が当てはまるパターンでなければ安易に入るべきではなかったと思います。条件に適合しているか答え合わせをしていきます。①15分足で大陰線を描いている → × ②決算等のネガティブIRが出ていない →〇 ③ボリバンが下向きになっていない → × ④日足/週足/月足のチャートが出来れば上昇トレンド → 〇 という形ですので2つしか当てはまっておりません。まさに結果オーライでしたね・・汗
今日は二日連続の更新ですので、少し短いですがこのあたりにしておきます。今後もデイトレレポートはニーズがありそうですので定期的に共有していきます。何かご要望等がございましたらXかこちらのコメントでご教示いただけますと幸いです。
第54話に続く
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