
デイトレレポートNO.3はサンリオです。サンリオは2020年に辻社長が就任してから業績が躍進。機関投資家を中心に大型資金が流入し、時価総額1兆7,000億と日本を代表する企業となっています。デイトレ銘柄の条件として、時価総額がある程度の規模になっていて流動性が高いこととテクニカルが第二ステージであることが基準としてあげられますが、サンリオはどちらの条件も満たしています。そして特筆すべきは深押し、急騰系の銘柄であるということです。

黄色が今回トレードした期間。6,900円から約2日間深押しし、エントリーポイントである15分足のボリバン-3σまで来ました。かつ重要なテクニカルであるMACD(注1)も-70と地合いが悪かったこともありなかなか見ないレベルまで押していました。サンリオの癖はある程度監視継続により掴んでおりましたので、この日は当銘柄にデイトレで資金集中することとしました。
黄色いシグナル線をMACD線が上の方向にクロスすることを『ゴールデンクロス』と言います。しかし私が初回でエントリーしたタイミングは黄色の部分ですのでMACD線が下に向かっている時点となります。ここは致命的とも言える大きな反省点でした。しかしIFDOCOを使って徐々にリカバリーすべく買い下がり。単価は6,546円まで下がりましたが更に6,400円付近まで押しました。この時点で大幅マイナス、しかしMACDが反転の兆しを見せておりましたので上に指値を置いて放置。
*注1・・MACD(マックディー)とは2本の移動平均線からトレンドの強さを測るオシレーター系※のテクニカル指標。MACDはMoving Average Convergence Divergenceの頭文字を取ったもので「マックディー」と呼ばれている。

結果、目論見通りMACDは反転し(+1.3% 税引前+70,640円)の利確となりました。しかし次回以降への手法のブラッシュアップとして下記の通り反省点をあげていきます。
□反省点:15分足のボリバン-3σでMACD反転の兆しを確認せずに買いを入れてしまった
→改善点:ボリバンは深押しした場合更に下まで掘る可能性が高いため、ボリバンとMACDを総合的に見て反転の兆しが見えた段階で買いを入れる手法に変えていく。具体的には11時付近(6,400円前後)。
その他利確ポイントなどは適正なレベルであったと考えています。
このように短期投資(デイトレ)も中長期投資と同様常に戦略をブラッシュアップしていかないとアルゴの波にのまれてしまいます。まさに生きるか死ぬかの闘い・・。サラリーマン投資家の闘いは続きます(その他トレードの詳細はインベスターズスクールで)。
今後も随時デイトレレポートをお送りしていきます。
第61話に続く

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