
株式新聞ニュースより↓
9日の日経平均株価は前日比1298円55銭安の3万1714円03銭と大幅に反落し、今年3番目の下落幅となった。TOPIX(東証株価指数)も同82.69ポイント安の2349.33ポイントと急落した。現地8日の米国株式市場では、レビット米大統領補佐官が報復関税を課す方針の中国に対して合わせて104%の関税を課すと表明。米中貿易摩擦の激化や経済情勢の悪化が警戒され、NYダウ、ナスダック総合指数がともに下落。日本株も売り優勢の展開で、日経平均は午後1時27分に同1754円40銭安の3万1258円18銭を付ける場面もみられた。為替相場は一時1ドル=144円台の後半まで円高が進んだほか、時間外取引で米株価指数先物が下げ幅を拡大したことも重しとなった。売り一巡後は、下げ渋ったが「ボラティリティーが高い間は売買しにくく様子見姿勢が強まりそうだ」(某証券)との声が聞かれた。
地合い検証 VIX指数は下記の通りです。恐怖指数は50超え、日経も56.61と異常な高値。
そもそもVIX(恐怖)指数とは何でしょうか。恐怖指数とはシカゴ・オプション取引所が算出・好評しており、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティをもとに算出したものです。通常は10-20、20を超えるとやや不安定な状況、30以上はかなり不安定な状況で40以上が〇〇ショックと呼ばれるレベルです。要するに今は完全に有事のレベルであるということです。果たしてこのVIX地獄を抜け出せるのか・・

VIX指数40以上の難相場での闘い方としては、信用MAXといった無謀な戦略を組んではならないと思います。現物でCPをある程度持ちながら、暴落が来れば買い増しといったような動きです。しかし『底』を当てることは不可能ですので、ある程度の段階で買い増しが完了してCPが無くなってしまっても『高VIX指数』の中で得た建玉は将来有望ですので、現物で長期的にどんと構えるくらいが良いと思います。

今後の展開ですが、ストーリーモードでも持論を展開させていただきましたがトランプは『関税』という武器を活用することにより『何か』目標/公約を達成しようとしています。それが『既得権益のリセット』なのかもしれませんしそれは本人のみぞ知るところですが、バフェットも述べていたように『非常に良く考えられた戦略』なのは確かだと思います。この暴落相場とどう付き合っていくかで生涯のパフォーマンスは劇的に変わってきますのでここが正念場です。
今後も定期的にマーケット情報をお伝えしていきます。
第45話に続く
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